アクチュエータとは「働かせる」「作動させる」という意味で、オン/オフする装置のことを指してこう呼びます。アクチュエータには電気、油圧、空圧などのエネルギー(動力源)があり、直進運動や回転運動に変換して機械的な仕事をさせることができます。つまり、力や熱、風量などといった作用の大きさを変えることができる装置は全てアクチュエータなのです。その代表的な装置がモータです。モータの回転運動を機構(メカニズム)を介してさまざまな運動に変換することができます。
横田川昌浩 他『トコトンやさしい機械設計の本』,日刊工業新聞社,2013年9月13日初版発行,7ページ